エアコン室外機を花壇に設置して防振施工した
設置場所に悩む
中古戸建て住宅を購入し、以前からあったエアコンは撤去してもらってました。
そして引越し後初めての夏到来、エアコンを購入する時に悩んだのが室外機の設置場所。
以前住んでいた人がエアコン室外機を置いていた場所は、将来的に車庫にする予定の場所なので、 別の場所に設置したいのが本音。 壁付けはしたくなかったので、地面置きできる場所を探して、改良して、設置依頼したというのが今回のお話です。
室外機の理想的な設置
室外機はどこに設置しても良いわけではありません。 一度設置すると、なかなか移動出来ないモノなので、将来的にも邪魔にならない場所ですし、室外機の性能を落とす環境でもダメです。 条件としては、、、
- 太陽光の当たらない日陰
- 風通しの良い場所
- エアコン本体から近い場所
- 将来的にも邪魔にならない場所
- 見栄え的にも悪くない場所
…こんな感じですかね。
これらの条件を満たす場所を探した所、 わが家では家屋東側の花壇の上がベストかなという結論になりました。
場所は決まった、ただ新たな問題が、、、
東側の花壇に置けばいいやん!
しかしエアコン業者さんに
「室外機は花壇の上にお願いします〜」
と言ったところで、
「いやー不安定な場所はちょっとぉー」
と断られる可能性が高い。
しかもエアコン業者も取り付けないコトには帰れない。つまりは業者の言いなりに変な場所に室外機を置くことを強いられる結果となるでしょう。
…それは困る。
エアコンは一度取り付けると、この先15年くらいは同じ場所で使い続ける家電です。
15年というと、車庫を増設しようかと考えている時期ともかぶる計算なので、車庫計画の敷地に室外機を置かせるわけにはいかないのです。。
ならば室外機のベースは自分で設置しよう
室外機は業者に依頼するしかないですが、室外機のベースブロックを置くまでなら自分でできます。 ベースブロックがあれば、業者は室外機をネジ固定するだけで済みますので、断られることはないはずですよね。 ということで設置してみました。
施工前の花壇
雑草の生い茂る花壇です。
まずは植えてある柊を刈る作業からですね。
コンクリートブロックを置く
植えていた柊を刈って、土を固めて、
花壇の中にコンクリートブロックを置きます。
水平になるように水準器等で見ながら置きます。
コンクリートブロックが花壇に入らなかったので、
ディスクグラインダーでカットして入れました。
室外機ベースブロックを考える
室外機のベースブロックは、地面置きの場合の多くはプラスチックの足になっていると思いますが、今回は少し高さのある花壇の上に設置することから、簡単に倒れないように重いコンクリート製の物を選びました。
重い室外機が台風などで倒れたら危ないですし、エアコンが壊れても困ります。
修理代は火災保険から出そうな気もしますが、めんどくさい事になるのは確実です。
というわけで、軽いプラスチックの足の上に重い室外機を乗せると、重心が高くなり、倒れやすくなる気がするので、重いコンクリート製のベースブロックにしたわけです。
エアコン室外機に防振ゴムをはめる
室外機を置く場所は、リビングの壁の表側なので、エアコン室外機の振動が伝われば不愉快になります。
まぁ花壇とはいえ地面置きですので、壁付けほど振動に気を使う必要は無いと思うのですが、せっかくベースブロックを設置するのですから、先回りで振動対策もしてしまいます。
ということで、モノタロウで防振ゴムを購入↓
ところがはめてみると・・・
ボルトの先がブロックに接触している!
これでは荷重がゴムではなく、ボルトへ直接伝わるのでは!?
これではダメだと、ワッシャを買いにホームセンターへ!
ワッシャーをゴムの下にひいて、ボルトを浮かせました。
これでちゃんとゴムに荷重がかかります。
仮置き
外に仮置きしてみます
固まる砂を施工
そのままでは無様なので、アイリスオーヤマの固まる砂を施工します。
固まる砂をひいて、上から水をかけるだけでできますので、簡単でした。
ただ少し値段が高い気もしますね。。
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施工中はカメラに泥がかからないようにと遠くへ移動させていたら、撮影するのをすっかり忘れていたため、画像はありません。
固まった後がこちらです
エアコンの排水が花壇にダラダラ流れないように、固まる前に指で小さな溝をつけておきました。
これで排水は花壇の方へ流れて行きます。
あとはエアコン業者に施工してもらう
この状態で、
「室外機はこの上にお願いします~」
と設置を依頼すれば、快くOKしてくれました。
設置してもらってから思いましたが、最近のエアコンの室外機は静かなんですね~
ただ単に新しいから静かなだけかもしれませんが、防振ゴムはしなくてもよかったかなーなんて思いますが、心配性の私の性格上、設置しておいて精神衛生上はよかったかなと思います。。